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Codex CLI 完全ガイド

ClaudeのCloudflareチャレンジが止まる時はDNS切替で切り分ける

この記事のポイント

  • 2025年11月18日20時台、CloudflareのTurnstileとchallenges.cloudflare.comでグローバル障害が発生し、多数サイトで「Please unblock challenges.cloudflare.com」が表示されました1
  • 日本でも完全に同じClaudeエラー報告が上がり、ユーザー側操作なしに数分で復旧した事例が確認されています2
  • 今回の再現環境(Windows 11デスクトップ/家庭用ネットワーク)では、DNS設定が「自動」のままだとCloudflareチャレンジが完了せず、手動でGoogle DNS(8.8.8.8)を指定した瞬間に復旧しました。
  • ただし、Cloudflare公式ポストモーテム4によれば根本原因はBot Management向けの「feature file」が肥大化してプロキシ全体が5xxを返していたことであり、すべてのサイトがDNS変更のみで復旧したわけではありません。Cloudflare側の修復(14:30 UTC頃のロールバック)までは Turnstile/Workers KV/Access なども広範囲に停止していました。

24時間以内に判明した外部事象

Cloudflare Turnstile側の障害が濃厚

Daily Pakistanは、Cloudflareが提供するTurnstileとCAPTCHA系チャレンジが18日朝から全球的に失敗し、Xを含む複数サービスで500エラーやチャレンジ画面停止が起きていると報じました1。Claudeはログイン前に必ずTurnstileを呼び出すため、障害発生中はユーザー側での抜本的対処は困難です。

国内でも同じ症状が連鎖

Yahoo!知恵袋には「『challenges.cloudflare.com のブロックを解除してください』と表示される」との質問が20:36に投稿され、質問者は3分ほどで自然復旧したとシェアしています2。このことから、Cloudflare側の一次障害と終端ネットワーク側の制限が同時に起きている状況が裏付けられました。

Cloudflare公式ポストモーテムで判明した事実

Cloudflare自身も18日付で詳細なポストモーテムを公表しており4、以下の事実が確認されています。

  • 11:20 UTCにBot Management用「feature file」が誤って肥大化し、HTTP 5xxが世界的に急増。しばらくは5分ごとに良いファイル/悪いファイルが配布され、回復と再発を繰り返した。
  • 単なるDNS問題ではなく、Cloudflareのプロキシ(Frontline)が停止したため、Turnstile/Workers KV/Access/Dashboardログインまで広範囲に障害が波及。
  • 14:30 UTC時点でロールバックを完了し、17:06 UTCには全システムが正常化。つまり、Cloudflare側の修復が終わるまでは世界中でHTTP 5xxが継続していた。

このため、ローカルDNSを変更してもCloudflareが完全復旧する前は多くのサイトでエラーが出続けていました。今回紹介するDNS手順は「自分の環境側でチャレンジが取得できない」場合の切り分け策であり、Cloudflare本体の復旧までの待機を置き換えるものではありません。

「challenges.cloudflare.com のブロックを解除してください」の正体

  • 表示言語にかかわらず、このメッセージはCloudflareが実行するTurnstileチャレンジがブラウザで読み込めないときに出現します。
  • 実際にはchallenges.cloudflare.com配下のスクリプトやiframeが拡張機能・DNSフィルタ・VPNによって遮断されており、ユーザーがbot検証を完了できない状態です。
  • したがって「ブロック解除=ドメインを通信できる状態に戻す」ことがゴールであり、今回のように公共DNSへ切り替える・拡張機能を一時停止する・社内SWGへ許可申請するのが再現性の高い対処です。
  • なお、Cloudflareが広範囲に停止していた14:30 UTCまでの時間帯は、DNSを変更してもCloudflare配下の多くのサイトでHTTP 5xxが返されていました。DNS変更は「自分の環境でTurnstileがブロックされている」場合の解決策であり、Cloudflare本体の復旧までは全ユーザーで待つしかない点に注意してください。

DNSが詰まるメカニズムと切り替えの意味

何がブロックされていたのか

Cloudflareのエラーメッセージは「ブラウザがchallenges.cloudflare.comから配布されるJavaScriptやiframeを取得できない」ときに発生します。技術ブログでも、広告ブロッカーやセキュリティ拡張、古いブラウザ、VPNが主な原因と説明されており3、DNSやプロキシで同ドメインが「トラッカー」と誤検出されるとチャレンジが永久に回り続けます。今回のようにWindowsのDNSが「自動」設定のまま古いキャッシュを参照しているだけでも同じ症状が出ることがあります。

WindowsでGoogle DNSを指定して復旧させた手順

本サイトでの再現検証では、企業VPNや特殊なフィルタは使用していない環境でしたが、Windows 11のDNS設定が自動のままだとCloudflareチャレンジが終わらず、以下の手順で8.8.8.8に固定した瞬間にアクセスできました。

netsh interface ip set dns name="Wi-Fi" source=static address=8.8.8.8 register=primary
  • 8.8.8.8を設定した直後に nslookup challenges.cloudflare.com を実行し、CloudflareのIPが返ってくるか確認します。
  • もし企業ネットワークやVPNで固定DNS以外が強制される場合は、DNSだけテザリング回線を経由させる、または社内SWGに許可申請を出す運用が必要です。
障害切り分けクイックテスト
  1. Claude以外のCloudflare採用サイト(例: 一部の海外ニュース)を開き、同じチャレンジ停止が起きるか確認。
  2. シークレットウィンドウ+ブラウザ拡張OFFで再アクセスし、ローカル拡張の影響を除外。
  3. nslookup challenges.cloudflare.com がタイムアウト/NXDOMAINになる場合はDNSを公共サービス(8.8.8.8 or 1.1.1.1)へ一時切替。

再発防止のチェックリスト

Cloudflare側の監視

  • Cloudflare StatusとX(旧Twitter)でTurnstile障害が収束したか確認する。障害継続中は待つ以外の選択肢がない。
  • Claudeで複数ユーザーが同時再現しているかSlack等で共有し、ローカルではなく外部要因であることを早めに証明する。

ユーザー側で事前に潰しておく項目

項目目的備考
DNSフィルタchallenges.cloudflare.comを許可Google DNS/Cloudflare DNSへ一時切替、または社内SWGの許可リストに追加
ブラウザ拡張JS通信の阻害有無を確認Privacy BadgerやuBlock Originがスクリプトを止めることがある3
JavaScript設定Turnstile本体の実行JSが無効だと永遠にチャレンジが完了しない
ネットワーク経路VPNやWARP経由での遮断テザリングに切り替えて即復旧するかをチェック

まとめと次の一手

Cloudflare側の障害が落ち着いたとしても、DNSやフィルタリングでchallenges.cloudflare.comを取り逃がすとClaudeは二度とログインできません。今回のようにGoogle DNSへ切り替えるだけで解消するケースは多く、「障害情報を確認 → DNS/拡張/ネットワークを順番に潰す」というフローをテンプレート化しておくことが最速の復旧につながります。


  1. "X, Websites, and Turnstile down amid major Cloudflare Outage", Daily Pakistan, 2025-11-18, https://en.dailypakistan.com.pk/18-Nov-2025/x-websites-and-turnstile-down-amid-major-cloudflare-outage 

  2. Yahoo!知恵袋「続行するには、challenges.cloudflare.com のブロックを解除してください。」2025-11-18 20:36 JST, https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q14322381729 

  3. "Unblock challenges.cloudflare.com to Proceed Error Fix", seminarsonly.com, 2025-11-18, https://www.seminarsonly.com/news/unblock-challenges-cloudflare-com-to-proceed-error-fix/ 

  4. "Cloudflare outage on November 18, 2025", Cloudflare Blog, 2025-11-18, https://blog.cloudflare.com/18-november-2025-outage/